鉄道に乗る際はきっぷを購入します。ICカードの場合はタッチすだけでいいですが、紙のきっぷが好きな私はきっぷを購入して乗車します。
一概に「きっぷ」といっても種類があるので、それぞれ解説していきます。
上の画像の切符は乗車券です。乗車券といえばオレンジの切符を思い浮かべる人が多いですが、オレンジ色のものは「近距離乗車券」で近い距離の移動の際に購入されやすいです。
近距離でもこのマルス端末は出せますが、あまりなじみはないでしょう。長距離だとこのようなサイズになります。また新幹線の区間をまたがるものですと、このようにマルスで発行されます。
「・・・・■■■■・・・・」の表記は、理由があります。
右から「東京ー熱海」の利用経路、「米原ー新大阪」の利用経路、「新下関ー博多」の利用経路です。
この3つの区間は、東京熱海と米原新大阪は、新幹線がJR東海、熱海まで在来線がJR東日本、米原新大阪間はJR西日本の区間となります。
新下関ー博多間は在来線がJR九州(下関から先)は九州ですが、新幹線は博多まで西日本の管轄です。
それらの点から、この表記が行われています。「・・・・」は通らない、経路にない区間、「■■■■」は新幹線経由の区間、「□□□□」は在来線経由の区間を表しています。
この場合、「・・・・■■■■・・・・」なので、「米原-新大阪」間のみ経路があるということです。
(ちなみにこのエリアが1駅でもかぶると表記が出る(米原ー彦根、新幹線は経路なしでも・・・・□□□□・・・・と出る)
新幹線特急券は、新幹線の特急券です。
新幹線の指定席特急券は列車が決まっており、発車時刻や到着時刻、車内の禁煙表記もされています。「NO3260」は、特急券の料金から3260円を引くと、のぞみの追加料金が出てきます。これを「ハイスピード料金、HS料金」といいます。
のぞみ号は早いですが追加料金がかかるので、その料金を表記しています。
ちなみに乗車券にもついている(4-タ)は、会社表記です。
1が北海道、2が東日本、3が東海、4が西日本、5が四国、6が九州で、タは他社線にもまたがる乗車券、他社線の乗車券を表します。
C制は、カードで購入した際に表記されます。カードで購入すると払戻が別の方法で行われるので、ここで表記して区別します。
入場券は、見送りや撮影、トイレや改札内の飲食店などの利用や見学などでホームに立ち入る際に購入します。また旅行で旅先の思い出に購入される方もいるようです。
一部の駅では中に飲食店やお土産店などもあるため、それを目当てに入場券で中に入り、お土産店や飲食店に訪問する人もいるようです。
ちなみにJR東日本、JR北海道、JR東海、JR西日本の全駅、JR九州の小倉・博多では2時間ルールというルールが設定されています。
(2時間ごとに入場券の料金を請求される)
きっぷといってもいろいろな種類があります。今回はその切符の種類を開設させていただきました。
最後までご覧いただきありがとうございました!